2010年10月28日木曜日

世界的下落の高級住宅価格、中国では40%以上の急成長―英報告

2010年3月23日、英不動産大手?ナイトフランク(Knight Frank)社が発表した報告書「世界住宅価格指標(Knight Frank Global House Price Index)」の中で、高級住宅の価格が世界的に下落しているものの、中国では逆に不動産の需要が高まっているとした。2009年の新築住宅の販売件数は、米国では50万件程度だったが、中国では850万件にも上っている。24日付で法制晩報が伝えた。

報告書によれば、56か所の主要不動産市場を調べたところ、不動産価格は平均で5.5%下落。下げ幅が最も大きいのはドバイ(アラブ首長国連邦)、アルガルヴェ地方西部(ポルトガル)、パルマ?デ?マジョルカ(スペイン)、ダブリン(アイルランド)などで、これら不動産市場では高級住宅の価格が22ポイント以上下落しているという。

【その他の写真】

しかしその一方で、中国本土や香港では不動産価格が上昇を続けている。2009年、万博開催を控えた上海市の不動産価格は1平米あたり500?700ドルで、前年比52%増。北京や香港も同40%以上の上昇となっており、ナイトフランク社の研究責任者リアム?ベイリー氏は「北京、上海、香港の主要不動産価格が驚くべき速さで上昇している」と話している。

上海市は世界の高級住宅価格ランキングで13位につけた。なお、不動産価格1平米あたり2000?2500ドルの香港は世界4位だった。(翻訳?編集/岡田)

【関連記事】
? 【レコチャアンケート】上海万博に行きたいですか?
? 米国が引き起こした日本のバブル崩壊、中国は同じ轍を踏まない―中国紙
? <世界のバブル直前の7業界>中国の不動産市場が2位にランクイン―米フォーブス
? 中国が米国を抜き世界最大の不動産投資市場に―米報告
? 「中国のユダヤ人」温州商人が不動産売り抜けへ=バブル崩壊を察知か―北京市

引用元:宮崎市歯科の総合情報サイト

0 件のコメント:

コメントを投稿